帰雲洞前
喜劇 駅前番頭 (1966年 東京映画/東宝)
自分の旅館(一心亭)で働く中居に手を出してしまった女好きの徳さん。中居は辞めていったが、一心亭をクビになった池上がその噂を聞きつけ徳さんに何度となく金の無心をしていた。
なんとか縁を切りたい徳さんは、新入社員の次郎をその交渉役にした。
▼川沿いで待つ池上_画像01
川沿いにせり出し、広そうに見えるが実際はこんなに狭い。
▼池上が待ってる場所の現状_画像02
池上は赤矢印の辺りに座っていた。現在では盛り土、そして木が植わっており、同じ場所に座るのは無理なようだ。中央のトンネルが帰雲洞になる。
▼徳さんと次郎が来た_画像03
画像01とは反対方向からの撮影だ。左の川が須雲川、奥の橋が弥栄橋で、この先早川と合流する。
▼反対側から見た現状_画像04
赤矢印辺りに池上が立っている。
▼交渉中の次郎_画像05
「この金やるから、これで最後にしろ!(だったかな?)」と荒っぽく交渉中の次郎。結果、この後、金の無心は無くなったようだ。
尚、この場所は一心亭のすぐ北側を下った所になる。
〔このシーンの出演者〕
・森繁久彌 ・フランキー堺 ・須賀不二男
〔ロケ地情報〕
名称:箱根湯本の帰雲洞
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本484辺り
交通:箱根登山鉄道箱根湯本駅下車 徒歩15分