東劇裏_01
夜の流れ (1960年 東宝)
病室で五十嵐(三橋達也)と母 綾(山田五十鈴)の抱き合い現場を見てしまった美也子(司葉子)。当然のように母娘関係はギクシャクしてしまう。そんなある日、自宅近所で綾と美也子が鉢合わせ。かなり気不味い・・・・・
▼家を出て何処かへ向かう綾。(Flash①)
料亭、待ち合い(同じか^^)の多いここら一帯、店も住人も殆ど変わってしまってると思うが、道路左の赤茶けた塀のおかげで結構当時っぽい雰囲気が出てると思う。
▼そこへ勢いよくこっちへ曲がってきちゃった美也子。(Flash②)
「こりゃまずい」と美也子は今来た方へ戻ってしまう。
奥の塀は「大和」というお店と思う(解説の住宅地図参照)
なかなかいい雰囲気だったのに、現在はホント残念だ・・・・・
▼それを見た綾の何とも言えない表情がこちら。(画像①)
〔解説〕
昭和43年の住宅地図から説明する。
①綾の歩いたコース(Flash①)
②美也子の歩いたコース(Flash②)
前述したが、実際には母親 綾を見て逆戻りしてしまった。
③は現在「築地さとう」のある辺り。小さな料理屋だか待ち合いが乱立してるが、この路地では「金竜」というお店が幅を利かせているようだ。
〔このシーンの出演者〕
・司葉子 ・山田五十鈴
〔ロケ地情報〕
名称:名も無い路地
住所:東京都中央区築地4-2と4-3の間
交通:東京メトロ日比谷線、都営地下鉄浅草線 東銀座駅下車 徒歩5 分